ADAM SS「囚人の詩」
投稿者:バプティスタ 投稿日: 7月 6日(金)22時20分23秒
かーごめ かーごめ かごのなかのとりは いついつでやる
「小次郎さん・・・久しぶりにこの街に帰って来てみれば・・・まさか・・あなたが、あのようなことになっているとは・・」
よあけのばんに つるとかめがすべった
「いよいよ、明日ですよ。・・・まさか・・あなたが自殺した銃で、私が・・・・でも、いいんですよ。ほんの少しの期間でしたが、小次郎さん・・この世界での、あなたとの付き合いは結構楽しかったですからね」
うしろのしょうめんだぁーれ
「今から行きますよ。また、一緒に飲みましょうね」
あとがき
セントラルアべニューでバーを経営していた男の話です。
今回は、作風を大幅に変えてみました。どうでしたか?
いちおー ADAMシリーズの続きということで・・・
解説 投稿者:バプティスタ 投稿日: 7月 6日(金)22時33分37秒
かーごめ かーごめ・・・監獄、牢のこと。
かごのなかのとりは・・・牢の中の囚人。
いついつでやる・・・いつ出られるの?
よあけのばんに・・・夜明けの晩。昔の人は、あの世の世界と繋がる時間帯としていた。今でも、囚人の死刑執行はこの時間。
つるとかめ・・・鶴亀=天寿。天から授かった命のこと。
つるとかめがすべった・・・すべる=落とす つまり、命を落とすこと。
うしろのしょうめんだぁーれ・・・昔なら、首切り役人が刀を持って立っている。今は・・うぐ、うぐ。
管理人よりお礼の言葉
来ましたね、BBS見てギョッとしましたが (^^;
この解説ホントですか、童謡にしてはやばいネタです。
けどイィです、すごくイィです♪
バーテンがここまでかっこよくなるとは、あたしも人の事いえないぐらい
脇役かっこよくさせたりするんですけど(笑)
ありがとうございます♪
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