199*+4/10/16 子供部屋で何やら話し声が聞こえる、美佳と美紀が何やら企んでいるようだったが‥‥。 自分の役目を終えて、俺はバーへ向かった‥‥が、バーテンの知り合いが殺されたと 心ここに在らずと言った表情をしたバーテンが居た。 そのバーテンの知人は法条が追っている事件の被害者だった。 俺はすぐさま事務所へ戻り、ファイル自体は法条に返してしまったらしいが、 コピーが取ってあったので確認を取った。 その中に、「ステアーTMP、S.ANDO」と言うモノがあった‥‥出所はここだったのか。 昨日と同じく早々と事務所を後にしてしまった俺は、 桂木探偵事務所へ何故か知らないが足を運ばせた。 そこに待っていたのは、昨日までの彼女ではなく、 確かに流れている時を肌で感じ取った女性が居た。 昨日の問いかけに答えを出さなかった――出せなかった俺様に見切りを付けたんだ。 時間は有限のようであるが、今まで刻んできた時間は取り戻せない。 何時までもこんな事は続けていられないと‥‥俺は彼女と‥‥‥‥本当に終ってしまった。 居場所が無くなった俺は事務所へ戻った、そこには氷室恭子が居た。 俺はやりきれない気持ちを全て氷室恭子に吐き続けた‥‥ 彼女は俺のその科白に失望して‥‥彼女もまた俺から去っていった。 そんな‥‥自分に自信が持てない貴方なんて‥‥天城小次郎じゃないわ!(氷室恭子) 俺はもう‥‥自暴自棄になっていた。栗栖野亜美の身体を求め、 あろう事か美佳と美紀の身体をも求めてしまった。 しかし後者は姉妹の策略だった。俺は足止めさたと何故か思ったからだ。 その日‥‥安藤左衛門はこの世から居なくなった。 |
あとがき こんばんは、カルネアデスです。 何やら訳が分からなくなってきました、謎解きは後半というお約束を実行するが如く、 終わりにつれてどんどん長くなってきているような (^^; 一番辛い所なんでしょうね、いろいろな人にとって‥‥と思っていますけど。 |
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