1.「予約でいっぱい」+「あんただけよ」
図1を見てみましょう。
まず、オレンジ色ブロックと青色の4と8に注目します。
「予約でいっぱい」法が使えますね。
「4−8」と書いて、予約を確定させておきましょう。
それを踏まえて、今度は図1の★マスに注目。
とりあえず、このマスには4・7・8以外の数字が入らないことはすぐにわかるでしょう(黒色の数字を見れば明らか)。
でも、実は4も8も入らないのです。
なぜかと言うと、前に書いた「4−8」があるから。
この2マスは順不同で、「4・8」と入るか「8・4」と入るかはわかりません。しかし、どちらにしても、「4−8」のところに4と8が入ることが約束されているわけですね。
だから、★マスに4や8を入れるとヨコ列に同じ数字が入ることになっちゃうんです。
そういうわけで、残った7が★マスに入ることになるのです。
2.「予約でいっぱい」+「隠れレーザー」
図3のオレンジ色ブロックにおいて、青色の1と5を見れば「予約でいっぱい」状態ができますね。
「1−5」と書いておきましょう。
すると、青色の4からのレーザー攻撃によって、オレンジ色ブロックのうち▲か△に4が入ることがわかりますね。
しかし、▲も△も同じタテ一列上にあるのだから、「隠れレーザー」法で下方向へレーザーを飛ばせば……。
左下ブロックでは4が確定してしまうのです。
3.「隠れレーザー」乱射!
まず、オレンジ色の列において、5は▲か△のどちらかに入りますね。
次に、赤色ブロックにおいて、5は●か○のどちらかに入ります。
ということは、▲、△、●、○のうち2マスに5が入ることがわかりますね。
でも、タテヨコ同じ列に同じ数字は入れられない。
そうすると、2つの5の入れ方として「▲と●に入る」「△と○に入る」の2通りだけあることがわかります。
しかし、「▲と●」「△と○」どちらの場合にしても、右方向へのレーザーは同じ軌跡を描きますね。
ということは、図7のピンク色ブロックのうち、5は◆か◇のどちらかに入ることがわかります。
ところで、紫色ブロックにおいて、5は■か□のどちらかに入りますよね。
ということは、◆、◇、■、□のうち2マスに5が入ることになる。
なんだか、前と同じようなパターンですね。
2つの5の入れ方として、「◆と■に入る」「◇と□に入る」の2通りあることがわかるでしょう。
でも、「◆と■」「◇と□」どちらにしても、上方向へのレーザーは同じ軌跡を描く。
これと、青色の5のレーザーによって、右上ブロックでは5が確定してしまうわけです。
回り回って1マスがやっと埋まるなんてこともあるのですね。