パズル作家への軌跡

パズル作家になるまでの軌跡なんぞを書いてみました。

こういう軌跡です

 くわしく覚えていないけれど、小学生のころにはクロスワードを解いていたような記憶があります。
 「よくこんなに言葉を組めるなぁ」なんて驚いていたっけ。
 パズルとの出会いは、かな〜り古いものです。

 1995年5月。
 大学を卒業したあと「大学研究生」として同じ大学に1年間在籍することになった年。
 バイト探しで本屋へ行ったときに、ふと、パズルのことを思い出してパズル雑誌を手に取ったのが最初のキッカケでした。
 その雑誌は世界文化社の『ナンクロ』。
 当時あった読者投稿コーナー「パズル・アカデミー」に興味を持ち始めて、投稿をしてみようと思い立ったのでした。

 1995年6月。
 机に向かってつくったパズルをパズル雑誌の投稿コーナーに投稿しました。
 最初はなかなか載せてもらえなかったけれど、投稿を始めてから1年弱で初掲載。
 掲載されたパズル『面積n』は自分にとって思い出深い作品です。

 1997年10月。
 初掲載されてから約1年半経ったころ、3回目の掲載のときに掲載通知の電話とともに『奨学生制度』についての説明を受けました。
 『投稿者』から1段階レベルアップして、半分プロのような立場でパズルをつくることになったんですね。
 その期間は自分から投稿したり実際に仕事の依頼が来たりしました。
 自分のパズルに「Presented by ◯◯◯◯ 奨学生」(←◯◯◯◯は私の本名)と名前が載る。うれしかったですなぁ。

 1999年1月。
 とうとう『奨学生』を卒業!
 プロとしての道を歩むことになりました。
 このとき、自分の名義を「E坂もるむ」とペンネームに変更。

 2003年11月。
 バイトとの掛け持ちだったのを、パズル一本に絞って活動。
 で、現在までに至る。
 今は細々と仕事をやっています。
 生きていくのは大変ですね。