新宿からJR中央線下り快速に乗ると、中野を過ぎると線路は高架になり、交通の激しい環状七号線を越え、7分ほどで高円寺駅に着きます。
60年代の終わりには、同じ中央沿線沿いの吉祥寺,国分寺とともに「三寺」と言われ,若者の街として脚光を浴びました。
高円寺駅の北口には、ねじめ正一の小説にちなんだ「高円寺純情商店街」の入り口が見えます。 南口には、「パル」「ルック」の両商店街がおよそ800メートルにわたり連なり、山の手にいながら下町情緒が味わえる貴重なエリアとなっています。 付近に再開発計画が持ち上がり、住民と行政が長い間、お互いの意見を主張しあっています。 高円寺の阿波踊りは毎年盛大でTVなどにも取り上げらています。 |
中央線快速で新宿から3つめの駅で、総武線、東西線も乗り入れています。 駅の高円寺よりのプラットホームからは、新宿の高層ビル群が所々見えます。荻窪よりのホームからは、冬の晴れた日には富士山が顔を見せてくれます。 阿佐ヶ谷文士村・七夕祭り・阿佐ヶ谷ジャズストリートなどが有名です。 |
JR中央線で、新宿駅からおよそ10分のところに位置する荻窪は、杉並区内でも比較的発展した街となっています。それは、荻窪が杉並区内の交通の要所であることがあげられます。 北口広場は青梅街道と隣接しており、杉並区北部や練馬区方面行のバスの発着場になっています。 この付近の青梅街道は大通り商店街と呼ばれ、両側の歩道には銀行や商店がびっしり並んでいます。 井伏鱒二著の『荻窪風土記』に昔の様子が書かれています。青梅街道を新宿方面にかつては路面電車が走っていました。 |
新宿からJR中央線下り約15分で西荻窪です。東京23区の西の端で、すぐ先は武蔵野市吉祥寺東町です。地域内に大きい道路がないので街は静かです。駅から少し離れると、昔の高級住宅地の景観が今でも多少は残っています。 商店街は、大型店や吉祥寺、荻窪、新宿などに押されて、いま一つという感じです。再開発が行われていないため、駅前は狭いですが昔ながらの商店街を形成しているところもあります。アンティクなお店や古着屋さんが軒を並べています |