都立善福寺公園と善福寺

杉並区善福寺3-9
пF3396-0825
JR中央線荻窪駅北口 南善福寺行きバス<善福寺公園>下車すぐ
JR中央線西荻窪北口 上石神井駅行きバス 大泉学園行き <善福寺>下車5分
西武新宿線上石神井駅 西荻窪行きバス <善福寺>下車5分


 


「武蔵野三名池」のひとつ<善福寺池>を中心とした区立の公園です
この池は江戸時代には<神田上水>の補助水源として利用できるほどの
水量があったと伝えられていますが、現在はポンプで汲み上げた地下水を利用しています
上の池、下の池と分かれ、両方で約37,000m2、公園全体の47%を占めます
池にはカモ、カイツブリ、バンなどの水鳥がやってきます
善福寺川をくだって行くと都立の<善福寺川緑地公園><和田堀公園>につながっています



◆ Memo ◆









【遅の井の滝(おそのいの滝)】善福寺川の水源の1つです

起源は古く、言い伝えによると約800年前の文治元年(1185年)
源頼朝が義経を討つため奥州に向かう途中
飲料水を求めるために掘ったもので折りからの干ばつでなかなか水が出ず、
自ら弓の「はず」で地面を7度も掘ってようやく水が湧き出たといわれます
水の出を「今や遅し」と待ったから「遅野井」と命名されたというわけです
現在は、泉がかれてしまったので、井戸を掘りポンプで汲みあげて復元しています




弁財天のある大きな上池

桜が咲き始めていました

内田秀五郎翁像

上池から下池への水路

半分近くアシなどの水生植物で覆われる下池

一級河川善福寺川の始まり美濃山橋から






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善福寺

杉並区善福寺34-3-6
пF3399-3936
JR中央線 荻窪駅北口 北裏行きか武蔵関行きバス<善福寺>下車南西へ徒歩2分

 


善福寺公園の西北にあります
1709年<観泉寺>持ち寺として発足、開祖は不詳で、
以前は<福寿庵>と称したと伝えられています
宮司さんにパンフレットをいただこうと思ったら
「はっきりとした事がわらないのです」と言われました
本尊は阿弥陀如来  室町時代のもので区の登録文化財です
庭に古いお地蔵さんが数体鎮座していました




善福寺山門から

善福寺







--- 風の道草 ---


善福寺川を歩く


地図の縮尺、方位、距離がいいかげんです!すみません(笑)

善福寺公園の源流<遅の井の滝>から、善福寺川に沿って
杉並区大宮1丁目の<郷土博物館>まで歩いてみました
春の暖かい日と風の冷たい日でした・・・桜が途中で満開になりました




--- 風のあとがき ---

いつか歩きたいと思っていた川沿いの狭い狭い路地でした
住宅の庭先、公園、アパートの裏口・・・
それでも、花壇や生垣やプランターで春らしい散策になりました
道幅も2mあるかないかのところが多く
自転車や人が来ると身をよけないとなりません
ネコたちが主人の路地・・・

途中、小学校の校庭を流れ
中学の校舎とプールの間を横切り
JR中央線のガードをくぐり
環八を越えて
やっと桜が満開の緑地公園でゆったりと流れます
この先、杉並区和田で<神田川>と合流し中野区へ
杉並区を西から東へ・・・いろいろなことを考えながら歩きました



1999.春爛漫





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