【一つ違いナンプレ】このマスはアナタだけよ〜

 一つ違いナンプレでは、「2つの数字の差が1」という特有のルールがあります。
 これは「マスに入る数字を二択に絞る」という抜群の効果をもたらしますが、さらに一択に絞れれば……?
 この解き方は大きな手助けとなること請け合い😄
 (難易度:★)

1.隣のマスがすぐ決まる

図 1-1

 図1-1、青色2マスを見てみましょう。
 既に数字6が入っていますね。
 ルール【4】により、マスAには5か7のどちらかしか入れられません。

追加ルール
【4】灰色マークを挟んで接する2つの数字の差は1。

 ……あれ?
 マスAって、数字の選択肢がたった2つしかなくなってる?
 となると、赤色マスの数字7がなんか効いてきそう…… !?

図 1-2

 赤色マスはマスAにトドメを刺してくれます!

  • マスAに数字5が確定する。

 この通り、灰色マークのチカラは凄まじく大きい!
 なんせ、1違いの数字を残して他をすべてシャットアウトするんですもの!
 この「数字を二択にまで絞れる」という事実は非常に効率が良く、解く上で欠かせないものです。

 二択絞りは積極的に使いましょう!
 そして、赤色マスのようなトドメ役の数字も探しましょう!
 この手法は、一つ違いナンプレを解く時にかなり多用します。
 中盤以降ではこういう手掛かりが常に盤面に現れている、と言っても良いくらいです。

2.離れたマスでもすぐ決まる

図 2-1

 実は、この解き方は隣のマスに限りません。
 列やブロック内で繋がっていれば、2マス先, 3マス先などでも使えます。
 例えば、図2-1。

  • 青色3マスはすべて同じヨコ列に属している。
  • 緑色4マスはすべて同じブロックに属している。

 青色部分には数字4が入っていますね。
 ということは、そこから左方向に 4,3,2 と並ぶか 4,5,6 と並ぶかの二択になる。
 しかし、ヒント数字のおかげで一方のみが正解です。

 緑色部分には数字5が入っています。
 そこから順に 5,4,3,2 と並ぶか 5,6,7,8 と並ぶかの二択。
 この場合も正解は1つだけ。

 さて、それぞれどちらが正解でしょうか?

図 2-2

 では、正解を。

  • 青色部分は、右から順に 4,5,6 と並ぶ。
  • 緑色部分は、左から順に 5,4,3,2 と並ぶ。

 図2-2 の通り!
 赤色マスがしっかり解決してくれます😊

 青色部分は、すぐ下の数字2が効いてますね!
 左方向へ 4,3,2 と並べるわけにはいきません。
 緑色の方は、上にある数字8が効いている!
 5,6,7,8 は却下されちゃうんですね。

 複数のマスが一気に埋まるのがなんとも気持ちいい!
 この手法も覚えておくと吉😃

図 2-3

 列やブロックに収まっていないパターンもやってみましょう!
 図2-3 の青色部分。

  • 青色3マスは灰色マークで繋がっている。

 上端の青色マスに数字3が入っているから、1違いを基にマスA, Bの数字も絞れますね。
 マスAは2, 4のみ可能。
 マスBは1, 3, 5のみ可能。
 あっ、マスBは候補が3種類あることに注意しましょう。3の入る可能性は消えていません。

 さぁ、ここでマスBに注目してみます。
 なんだか数字が決まりそうですね!

図 2-4

 決まるのはこの数字。

  • マスBに数字3が確定する。

 赤色の2マスがイイ仕事をしています!
 ブロックには1、タテ列には5。
 マスBには数字1も5も可能性が消えていた。残ったのは3だけでした。

 あっ、マスAはまだ決まりません。
 こういう状況の時、うっかりマスAを数字2, 4のどちらかに決めつけてしまいがちです。
 そういうミスをしないよう気をつけましょう😃

3.差が2以上でも決まることがある

図 3-1

 図3-1、盤面が少し埋まったところです。
 ここで黄色ヨコ列を見てみましょう。

  • 黄色ヨコ列、入っていない数字は 1, 2, 6, 7 の4つ。
  • そのうち、マスAに可能な数字は6と7の2つだけ。

 選択肢が2つ残っていて、マスAはちょっと決まりそうにない。
 ……と思いきや、実は数字が決まるんです。
 さて、マスAには6と7のどちらが入るでしょう?

 マスAの周囲に灰色マークがない、というのが大ヒントです。

図 3-2

 正解は……、

  • マスAに数字7が確定する。

 なぜでしょう?
 それは、マスAの右側に灰色マークがないからです。

 ルール【5】、これが大きく効いてくる。
 数字5とマスAの差が1であってはいけないんですね。
 果たして、その状況でマスAに数字6は許されるか……?

追加ルール
【5】灰色マークを挟まずに接する2つの数字の差は2以上。

 数字6は却下されちゃいましたね。
 そんなわけで、上記の結論に至るのです。

図 3-3

 もう一例やってみましょう。
 図3-3 の青色部分&緑色部分です。

  • 青色3マスには 6,5,4 または 6,7,8 が入る。
  • 緑色3マスには 3,2,1 または 3,4,5 が入る。

 これもパッと見ただけでは青色も緑色も数字が確定しなさそう。
 ところが、灰色マークが存在しないことが幸いして、どちらも数字が確定するんです。

図 3-4

 このように確定します。

  • 青色部分は順に 6,5,4 に確定する。
  • 緑色部分は順に 3,2,1 に確定する。

 図3-4 の通り!
 赤色マスと灰色マークがしっかり解決してくれます😄

 青色部分は、すぐ下の数字7が効いてます。
 6,7,8 と並べてしまうと、灰色マークがないのに8と7がタテにくっついてしまう!
 緑色部分は、数字4が効いている。
 3,4,5 は却下されちゃうんですね。

 ルール【5】は案外忘れがち。
 見逃さないようにしましょう!

追加ルール
【5】灰色マークを挟まずに接する2つの数字の差は2以上。

 一つ違いナンプレは、灰色マークだけがヒントではありません。
 マークのない場所であっても、手掛かりは存在するんですね。
 マークとともに盤面全体にも目を配りましょう!

 特に、「あと3マスで列やブロックが完成する!」という時、マークの有無は効果絶大となります。
 これについては、次セクション4で解説しましょう!
 その解き方は、一つ違いナンプレを攻略する上で必須と言っても過言ではない! ……というくらい便利な物です。

4.残り3マスは絶好のチャンス!

 「列やブロックの残り3マスを攻略する」
 他のナンプレとは違って、一つ違いナンプレにはその特殊な攻略法があります。
 残りの数字の中に連番があった時、3マスが簡単に埋まりやすいんです。

 このセクションでは、主な攻略法を2つ紹介しましょう。
 知っておくと面白いように列やブロックが完成できるので、覚えていて損はナシ!

図 4-1

 図4-1 の黄色ヨコ列。
 6つの数字で埋まって、ちょうど3マス空いてますね。

  • 3マスA〜Cに入る数字は1, 2, 6の3つ。
  • A〜Cの間に灰色マークは1つもない。

 盤面の数字だけを見ても、この3マスに入る数字はわからない。
 ところが、灰色マークがないことが逆に幸いして、あるマスに数字が確定するんです。

 どのマスにどの数字が確定するでしょうか?

図 4-2

 こう確定するんです。

  • マスBに数字6が確定する。

 それはなぜか?
 残っている数字に連番1, 2がある、というのがミソなんです。
 この時、ルール【5】が大きく活きてくる。

追加ルール
【5】灰色マークを挟まずに接する2つの数字の差は2以上。

 灰色マークがないということは、1違いの数字が隣り合ってはならないということです。
 黄色ヨコ列では、数字1と2は隣り合えない。
 そのため、1と2は離して配置するほかはなく、2マスA, Cは1と2の指定席となる。
 残りのマスBに数字6を入れざるを得ないんですね。

 いわば、数字6は1と2を分断するかのような役割を担うわけですね。
 こういう「分断役の数字を真ん中に置く」という手法は頻繁に現れます。
 知っておいて損はありません。

図 4-3

 例をもうひとつ。
 だいぶ解き進んで、そろそろ終盤戦。
 今度は右下の黄色ブロックに注目しましょう。

  • 3マスD〜Fに入る数字は5, 6, 9の3つ。
  • D, Eの間に灰色マークがある。

 さぁ、今回はどのマスにどの数字が確定するでしょう?
 灰色マークも大きなヒントになっています。

図 4-4

 この通り確定します。

  • マスFに数字9が確定する。

 今回は連番5, 6がミソ。
 ルール【4】が活きるんです。

追加ルール
【4】灰色マークを挟んで接する2つの数字の差は1。

 灰色マークがあるということは、1違いの数字が必ず隣り合うということです。
 黄色ブロックでは、数字5と6が必ず隣り合う。
 2マスD, Eは5と6の指定席となり、余った数字9はマスFへ。
 こうなるわけです。

 ちなみに、図4-4 の場合、黄色ブロック内の数字4により D=6, E=5 も確定します。
 こういう追加効果も一つ違いナンプレならではですね😊

 今回は、数字9は分断役ではなかった。
 この時は「灰色マークのない個室へご案内~♪」という手法に変わります。
 これも知っておいて損はありません。

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