1.まるで数字がピースのように
図1-1、黄色ヨコ列を見てみましょう。
なにやら灰色マークでマスが繫がりまくってますね!
そこで、マークで繋がっているマスを1つの塊とみなして、部屋を作ってみます。
- 黄色ヨコ列には、4マスからなる部屋がある。
ずいぶんと長い部屋だ。
これが存在しているということは、もちろん、4連続をなす数字があるはず……。
探してみましょうか!
まだ黄色列に入っていない数字を挙げてみます。
- 123456789
既に使用した数字2, 7は薄くしておきましょう。
このリスト、よ〜く見ると……4連続の数字が一発でわかっちゃいますね!
4マス部屋に入るメンバー、ただ1組です。
- 4マス部屋に入る数字は 3456 である。
残りの数字1, 8, 9は部屋の外に配置される。
もぅいきなり決まっちゃうんです。
3456が。
そして、残った数字1, 8, 9は部屋の外。
図1-2 ではヒント数字2と7の左右に灰色マークがないから、数字1, 8, 9はすべて確定します。
部屋の外は完全解決!
ただ、部屋内部は残念ながら進展はありません。
連番が昇順なのか降順なのかが決まらず、また部屋が4マスなのでどのマスも数字が確定しないからです。
ただ、マスが奇数個だった場合は結果が少し変わります。
それについては、セクション4で解説しましょう。
この解き方の何が凄いのか?
それは、4つの数字を1つの塊[3456]とみなして盤面に一気に配置できるというところなんです。
まるで「3456」と書かれたカードなんかを盤面の上にペタッと貼り付ける感じ。
そこから始まって、7マスも空いているスカスカな黄色列が一瞬にして3マスも埋まった!
その原因となる「部屋」を作らせたのは、紛れもない灰色マークです。
「差は1」という意味でしかないマーク達。しかし、彼らはこんなにも強く数字を制御する。
連番のチカラ、彼らは内に秘めているんです。
もう一例やってみましょう。
今度は 図1-3 の中央ブロック。
長い部屋が1つあります。
- 黄色ブロックには、5マスからなる部屋が1つある。
さらに長い部屋。
この部屋があるからには、そこに住める5連続の数字があるはず。
探してみましょう!
まだ黄色ブロックに入っていない数字は……、
- 123456789
あぁ、こりゃ一目瞭然だ💦
5マス部屋行きのメンバーは……!
- 5マス部屋に入る数字は 34567 である。
黄色ブロック内部では、残りの数字1, 9が確定する。
図1-4 の通りですね。
[34567]が塊となって部屋に釘付け。
数字1, 9の確定に一役買いました😄
ちなみに、部屋内部では数字5の場所が確定します。
それについては、セクション4で解説しましょう。
とりあえず、灰色マークの作る部屋には凄まじい威力があるという事実に驚いちゃってください😆
2.まるで数字がジグソーパズルのように
次は、数字の塊を使った応用編といきましょう。
部屋だらけの列やブロックは、一度に数多くの結果を導いてくれます。
図2-1、黄色ヨコ列を見てみましょう。
なんだか灰色マークが多いですね!
そこで、マークで繋がっているマスを1つの塊とみなして、部屋単位に区切ってみることにします。
- 黄色ヨコ列は 2マス・2マス・3マス の部屋に分かれ、全部で3部屋できている。
灰色マークの示す通り、黄色ヨコ列には 2連続・2連続・3連続 の数字が入ることになる。
その組み合わせを調べてみましょう!
まだ黄色列に入っていない数字を並べてみると……、
- 123456789
このリスト、よ〜く見ると黄色ヨコ列について非常に価値のあるヒントを与えてくれるんです。
多彩な結論が待っています。
- 部屋に入る数字の組み合わせは 234, 67, 89 の3組に決定する。
- 3マス部屋に234トリオが入ることも確定する。
わー! なんかいろいろ確定しとる!
メンバー3組が決まるだけでなく、3マス部屋担当のメンバーすら決まる。
しかも、図2-2 の場合は、数字1と2が接しないように部屋には順に 4,3,2 と入ることも判明する。
こういうことが一気にわかるのです。
この解法の何が凄いのか?
それは、7つの数字を3つの塊[234][67][89]に分割し、まるでジグソーのピースのように嵌め込むという解き方ができるということ。
そして、部屋のサイズに応じてピースが決まるということ。
こういった諸々が灰色マークだけで確定してしまうというのが、この解法の恐ろしくも面白いところなんです。
さらに判明することがもう1つあります。
- たとえ1違いであろうと、数字7と8は部屋に同居しない。
なぜなら、[67]が1つの塊だから。
部屋の1マスに数字7が入ったとしたら、隣のマスには何も考えずに6を入れて良いのです。
こういう副産物もこの解法はもたらしてくれる。
これも[67]を塊とみなした効果です。
いやはや、凄すぎる😆
今回の例では、2連・2連・3連 とどれも連番でした。
しかし、当ページの解法は連番でない孤立した数字に対しても効果を発揮するんです。
それについては。次セクション3で解説しましょう。
3.孤立した数字は部屋の外へ
図3-1 の黄色タテ列。
これまた灰色マークが多いですね!
前セクションと同様に、灰色マークを基に部屋に区切ってみます。
- 黄色タテ列には 2マス・4マス の2部屋がある。
- 部屋の外には1マスがある。
今度は、2連続・4連続に加え、単独の数字も入ります。
どのように数字が入るのかを調べるために、まだ黄色列に入っていない数字をリストアップしてみましょう。
- 123456789
あぁ〜、部屋に入れない数字が何かわかってきたぞ !?
その数字、アレしかない!
- 部屋の外に数字1が確定する。
数字1が孤立しちゃってますもんね。
連番にできない数字は部屋に入れません。
前図3-1 のリストがしっかり教えてくれています。
列またはブロック内部において、部屋と連番は本質的に同じです。
そのため、リストアップをすることで、部屋の内外を問わずメンバーの選択肢をかなり絞れるんです。
部屋&リストアップの手法、結構役に立ちます。
実は、この場合も副産物が生じています。
いくつかありますが、一例だけ。
- 2マス部屋には数字5も6も入らない。
なぜでしょう?
それは、2マス部屋&4マス部屋に行くメンバーの内訳は、次の2通りしかないからです。
- [34]と[5678]
- [78]と[3456]
どちらにしろ、数字5, 6は4マス部屋行き決定なんですね。
というわけで、2マス部屋には5も6も入らないのです。
4.奇数マス部屋なら真ん中がわかる
応用例を1つ。
図4-2 の黄色タテ列。
- 黄色タテ列には3マス部屋が2つある。
さぁ、部屋を調査しましょう!
未使用の数字をリストアップ。
- 123456789
3マス部屋行きのメンバーは2組必要です。
何と何か?
このリストを見ると、どうやらメンバー 789 は必要っぽいですね……。
メンバーの真ん中「8」が大きく効いてきます!
- 数字789トリオは上の部屋に入居決定。
マスAに数字8が確定する。
さっきのリストをもう一度。
- 123456789
黄色列を埋めるためには、このリストから3連続の数字を2組作らなければいけません。
しかし、12345からはどうやっても1組しか作れない。
ということで、もう1組の789は絶対に必要です。
では、メンバー789はどちらの部屋に入るんでしょう?
どちらにしても部屋の真ん中は8で確定だから、マスA, Bのどちらかは8だけれども……。
……と思ったら、赤色マスに8があった!
というわけで、789は上の部屋に確定するわけですね。
この場合も副産物があります。
- 数字3は下の部屋に入居決定となる。
そのため、×印マスに数字3は入らない。
もう1組のメンバーは12345から選ばれる。
その組み合わせは3通りあります。
- [123][234][345]のどれか1つ。
どれであろうと、必ず数字3は使うわけですね。
よって、数字3はどうしても下の部屋に入らざるを得ない。
×印のマスに3はNGというわけです。
こんなバツだらけにもできちゃう灰色マーク。
多彩な力にただただ驚くばかりです😵
更新履歴
- 2025. 7.14.
- 新規公開。