1.どういう解法?
図1-1、左上ブロックの赤色枠を見てみましょう。
この赤色枠にはこういう性質があります。
- 赤色枠は2マスで構成されている。
- その合計値は偶数である。
この赤色枠、単純にして重要な性質を持っています。
- 合計値の半分である数字は、赤色枠には入らない。
理由はもぅもぅ明らかですね!
赤色枠の1マスに数字7を入れちゃうと、他方も7を入れなきゃいけなくなる。
ルール【X】はそれを認めないですもんね。
というわけで、赤色枠に数字7はNGとなった。
これが左上ブロックに大きく効いてきます。
- 左上ブロックでは数字7が確定する。
こういうふうに、2マス枠で合計値が偶数である時、特定の数字(合計値の半分)にピンポイントに作用します。
このおかげでひょっこりマスが埋まることがあるので、偶数値の2マス枠は地味に狙い目!
軽く意識しておくと良いでしょう。
実は、この解法は2マス枠専用ではありません。
3マス以上の合計枠であっても、2マス空いている状況なら使えます。
次セクション2では、そういう例を挙げて解説しましょう!
2.実際に使ってみよう!
さて、図2-1。
問題図から少し解き進んだ状況です。
実は、ここから中央ブロックに手掛かりがあります。
そのカギとなるのが緑色枠です。
- 緑色枠は3マス合計値17。
既に1マスが数字9で埋まっている。
この緑色枠、9を含めて合計値は17です。
じゃぁ、残りの合計値はいくらでしょう?
- 緑色枠の残り合計は 17-9=8。
2マスで合計値8である。
おぉ。
どうやら数字4がカギを握ってそうだ!
というわけで、結論は……
- 中央ブロックでは数字4が確定する。
図2-2 の通りです。
×印のマスは数字4をシャットアウト!
そのおかげで、中央ブロックでは数字4の可能な場所は1カ所しかなくなっちゃいました😃
もちろん、4マス以上の枠でも使えます。
ここから少し盤面が埋まって、図2-3。
今度は右下の緑色枠から攻めてみましょう!
- 緑色枠の残り合計値は 27-9-8=10。
2マスで合計値10である。
あ、枠内に数字5はダメになった!
じゃぁ、どっかの数字5からレーザーをピュッと飛ばせたりしないかな……?
飛ばせた!
- 中央右ブロックでは数字5が確定する。
図2-4 の通りです。
緑色枠が数字5をブロックしているのが大きく効いてますね!
こんなふうに、残り2マスになって急に数字5の可能なスペースが狭まる。
手掛かりは突然やってくる。
特定の数字にしか効かないとは言え、残り2マスの合計値が偶数だった時はチャンスが来ているかもしれません。
大抵のサムナンプレには、3マス以上の合計枠があります。
そのため、解いている最中にちょうど2マス空いた合計枠は現れるわけですね。
その時が狙い目です。
行き詰まった時にふと思い出してみてください😊
3.複数の合計枠の合わせ技
今までは1個の合計枠に対して解説しました。
もちろん、枠が複数の場合でも使えます。
例えば、図3-1。
タテ長の赤色枠が2個並んでいるけれど、この場合も数字が確定しますね。
- 左上ブロックでは数字7が確定する。
たとえ枠が別々であったとしても、「2マス合計14は数字7を受け付けない」という本質は変わらない。
それを理解していれば、枠が何個あろうと関係ないわけですね。
それどころか、効果の範囲がより広くなる。
メリットは少し大きい!
実際、図1-2(枠1個)の時よりも×印が増えてますもんね!
こういう状況が訪れる頻度はたぶん少ないだろうけど、可能性はゼロではありません。
実例を1つ。
図3-2、2つの緑色枠。
残り2マスの合計はそれぞれどうなっているでしょう?
- どちらも残り合計は12である。
どちらの合計枠も数字6は受け付けず。
マスAに6が確定するんですね。
ここからは余談です。
しょーもないネタ問を1つ作ってみました。
合計枠が10だらけ😅
10が渋滞しているナンプレです(ダジャレじゃないよ!)。
特に4つのブロックには10しかないので、そのブロックでは数字5が簡単に確定します。
2個どころか4個の合計枠がガッツリ活きている!
しかし、残念ながら、活きるのは初手だけです。
以降はまったく活きません。
後は、枠内で和を10にできない候補数字を地道に消していくだけ。
竜頭蛇尾みたいなナンプレです😅
奇をてらいすぎると逆に長所をダメにするのかもしれませんね。
過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
どうやら、ナンプレを作るのにもセンスは要るようだ。
更新履歴
- 2025. 3.19.
- 新規公開。