1.最小値ばっかり
当ページの解法を初手で使う、という状況はなかなかありません。
盤面がそこそこ埋まってきた時、使うタイミングがやってきます。
合計枠に対して候補数字が少なくなってくると効果を発揮する。そんな解法です。
さて、図1-1。
序盤はそろそろ終わりかな、といった状況です。
さぁ次の一手はどこか?
ここで、赤色枠を見てみましょう。
- 赤色枠は3マス・合計値10。
- 赤色枠を取り巻く数字にちょっとした傾向がある。
赤色枠をまるごと含むタテ2列・ヨコ2列・2ブロックを見回してみると、1〜5などの小さな数字が散見される。
だから、赤色枠に小さな数字はあまり入りそうにない。
ところが、それに対して赤色枠の合計値は小さい(3マス枠の最小合計値は6)。
こういう時、チャンスが生まれているかもしれません。
もう少し詳しく調べてみましょう。
枠内3マスの候補数字をそれぞれ挙げてみると、図1-1 の通りになりました。
ここで、候補数字の最小値に目を向けてみましょうか。
各マスの候補数字、最小値は……
- 上のマス、最小値は6。
- 左のマス、最小値は1。
- 右下のマス、最小値は3。
ちょいとこの3つの和を計算してみましょう。
6+1+3=10。
あら、赤色枠の合計値と一致しましたね!
実は、この事実がカギとなるんです。
こういう理屈が赤色枠に生まれています。
- 3マスすべてに最小値を入れたから、和が10になった。
もし最小値以外の数字を入れてしまったら……どうしても和が10を超えてしまう!
この理屈によって、3マスとも最小値以外の数字はすべて不可となっちゃいました。
というわけで、赤色枠に大きな結論が訪れます。
- 赤色枠に数字6, 1, 3が一挙に確定する。
この手法が使えると、1個の合計枠を一撃で完全攻略できます。
非常に効率的!
そこが大きな魅力の解法です😆
上級問題ともなると、最小値ギリギリで成り立つ合計枠が現れたりします。
「大きめの数字しか入らないのに、やけに合計値が小さいなぁ」と感じたら、候補数字の最小値に注目してみてください。
2.最大値ばっかり
前セクション1では、最小値に着目した解説をしました。
当然、最大値に着目するパターンもあるんです。
図2-1、解いている途中の盤面です。
ここで、赤色枠を見てみましょう。
- 赤色枠は4マス・合計値25。
- 赤色枠を取り巻く数字にちょっとした傾向がある。
赤色枠をまるごと含むタテ2列・ヨコ2列・4ブロックを見回してみると、6〜9などの大きな数字が結構入っている。
どうやら赤色枠に大きな数字は入らなさそう。
なのに、赤色枠の合計値はなんだか大きい(4マス枠の最大合計値は30)。
こういう時、チャンスが生まれているかもしれません。
枠内4マスの候補数字を調べてみます。
図2-1 の通りになりました。
ここで、候補数字の最大値に目を向けてみましょうか。
各マスの候補数字、最大値は……?
- 左上のマスから順に最大値は5, 7, 9, 4。
この4つの和を計算してみましょう。
5+7+9+4=25。
おぉ、枠の合計値と一致した!
前セクション1と同様、これがカギとなります。
赤色枠、こ〜んな理屈が生まれた!
- 4マスすべてに最大値を入れたから、和が25になった。
もし最大値以外の数字を入れてしまうと、どうしても和が25に届かない!
というわけで、4マスとも最大値以外はすべてNGとなる。
で、こういう結論になるわけですね。
- 赤色枠に数字5, 7, 9, 4が一挙に確定する。
1個の合計枠が一瞬で撃沈!
マスが多くても効率は変わりません。
素晴らしい😆
最大値ギリギリで成り立つ合計枠も、上級問題を解くカギになったりします。
「小さめの数字しか入らないのに、やけに合計値が大きいなぁ」と感じたら、候補数字の最大値に注目してみてください。
更新履歴
- 2025. 5. 4.
- 新規公開。