1999/11/28 公開
2000/01/30 加筆
担当:カルネアデス

ADAM の続き (仮名)

桐野杏子 #10


天城小次郎 「そうだ桐野、お前先に寝てろ。」

桐野杏子 「え?」

天城小次郎 「一応見張りをつける、まあ一種の保険だ。 誰かが来たらわかるだろ。」

見張り‥‥そうよね、必要だわ。

桐野杏子 「‥‥そうですね。それじゃあ、1時間交代で?」

天城小次郎 「うむ、時間になったら起こす。」

桐野杏子 「はい、それではお休み‥‥。」

そうね、男の子の横で寝ましょう。

天城小次郎 「ああ‥‥。」



江国雄二 「杏子、ちょっと話がある。」

桐野杏子 「なに?」

江国雄二 「その前にまだ、俺ってそんなに信用できないか?」

桐野杏子 「ごめん、あの時は‥‥ 今はそんな気持ちこれっぽっちも無いわ!」

江国雄二 「そうか‥‥ それなら言うよ。」

桐野杏子 「え‥‥ なにを?」

江国雄二 「俺は杏子とずっと一緒に居たいんだ、だから‥‥。」

桐野杏子 「実は私も‥‥なの。」

江国雄二 「杏子‥‥。」

桐野杏子 「雄二君‥‥。」

江国雄二 「杏子‥‥。」

桐野杏子 「雄二君‥‥。」

江国雄二 「杏子‥‥。」

桐野杏子 「雄二君‥‥。」



桐野杏子 「ゆうじ..く‥‥あれ?」

‥‥ここどこ、雄二君は?

天城小次郎 「がぁぁぁぁ‥‥がぁぁぁぁ‥‥。」

‥‥あそこのカウンタ―につっぷしているのは天城さん?
‥‥ここは、酒場‥‥みたいね?

男の子 「ZZZZZZZ‥‥。」

私の横に男の子が寝ている。

たしか‥‥ああ、男の子を保護したんだったわ。
それで天城さんに助けてもらって。

‥‥あれ、見張り‥‥は?

‥‥(汗)

あ、そうだわ。 御飯作らなきゃ、材料は昨日の買い物袋にあったはずよ。

to be continued ...


あとがき

今回は後書きを時間的余裕がないため割愛‥‥です。


だったのですが、小次郎の方に追加があったので書こうかな‥‥と(笑)

今日この方はまとめ無しです、その代わりといっては何ですが、違うものがが入ってます。


2000/01/30 加筆

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