2000/09/27 公開
担当:カルネアデス

暫定式スーパーロボット大戦

第0話 「巴里華撃団、参上!」


 幻獣との第一次接触で地球連邦政府は大打撃を受けた。

 その不甲斐なさに、サイド3のジオン公国は地球連邦政府に対し、
宣戦を布告、独立戦争を仕掛けてきた。

 宇宙に建造された居住地、スペースコロニー。

 サイド1から7まであるうちの一つがジオン公国の支配下であった。
そこには幻獣が現われないという利点を生かした戦略でもあった。

 幻獣と敵対しないジオン軍は優勢、
廃棄処分用のコロニーを地球に落とすという暴挙にも出た。

 無理矢理廃棄処分用のコロニーに代用されたコロニー群は
G−3(毒ガス)によって住民たちの尊い命が奪われたりもした。



 そのコロニー落としの威力はかつて最悪の兵器といわれた
ヒロシマ級原爆の数万倍ともいわれる威力を誇った。





















 人々は、その行為に恐怖した。





















 連邦は幻獣共生派に対する組織、ティターンズを設立。
しかしその行為はエウーゴと言うなの反感を買う事になる。

 連邦の独立部隊であるロンドベル、
この小隊が歴史を変える事になろうとは誰も知らない。





















 時はバシュタールの惨劇より10年、
そんな最中、人は争う事を未だに止めようとはしなかった‥‥。









































 ここまでか。

 物心が付いたときから、俺は戦いの中に身を置いていた。
だからその戦いの中で散っていく事は自然な事に思えた。
特に後悔する事も有るまい。来須銀河は思った。

 その刹那、爆発音がした。



 ぼぉぉぉぉん!!!!!!



 煙りが風に流され、その場所から鋼鉄の機体が姿を現わした。

「巴里華撃団、参上!」

 突如として煙りと共に現われた機体は幻獣たちに向かって跳んだ。
その光景はまるで舞台が開幕されたような、優雅さを秘めていた。































 傷ついた来須に寄り添う大神一郎。

大神「大丈夫かい?」

来須「すまない」

大神「肩を貸そう」

来須「‥‥‥‥」

大神「早くしてくれないかな、そうじゃないと彼女たちの玩具になるぞ」

 大神は幻獣と戦っている他の機体を一瞥した。5機ほどあった。

 あの機体を駆っているのが
全て女性である事を何となく理解した来須は、顎を引いた。

来須「(ゾクリ)‥‥了解した」

 来須は寒気を覚えた。


to be continued ...


あとがき

 カルネアデスです。取り合えず情勢はこんなところでしょうか?
無茶苦茶適当ですが、こんな感じです。正規なのが万が一出来たら、
一覧の方にでも書いておきます (^^;

 題名に困ったので2話だったのを1話にくっつけちゃいました、
本当は後者の所だけの予定でした。いきなりサクラ大戦ですけどね(笑)

 大御所(またか)にガンパレードマーチの来須を出せと
言われていたので出してみました(笑)イタリアの人らしいけど
ゲーム本編中はイタリアなんて無いはずなんですけど、
どういう設定なんでしょうかね(笑)

 という事で舞台をヨーロッパに、
前回のバシュタールはどこなんでしょうか?
ヨーロッパの方だと思うんですけど‥‥。

 そういや、サクラ大戦があったジャンと、ヨーロッパ。
サクラ3遊んでないのにと二重の意味で思い付き‥‥
誰かに依頼しようかなと思っていたのですが、大神さんだけの登場で
済んでしまったので助かりました(笑)

 glock22さん、ご協力感謝します、では。



登場作品一覧

  • サクラ大戦3 巴里は燃えているか
  • ジャイアント・ロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
  • 高機動幻想ガンパレード・マーチ
  • 機動戦士ガンダム
  • 機動戦士Zガンダム
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア


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