まるでそこに実物があるかのように錯覚する絵。
肉眼をあざむけるほどの質感のある絵なんてよっぽど画力がなけりゃぁ描けないだろうから、トリックアートの画家には感銘を受けてしまう。
そういえば、上富良野町にトリックアート美術館があったっけ。
仕事がひと段落ついたら、行ってみよっかな。
ついでに、富良野市をぷらぷら歩いてみるか。
| ときに、虚は実を超える ★ 2002.10.30. Wed. |
ふしぎ絵っつーとエッシャーという画家が有名だけれど、小学校の図書室とかでエッシャーのふしぎ絵を見たときは驚きとともに興味を覚えたもんです。
二次元の世界にだけ存在する不思議感。
オレもマネして描いていた記憶があります。
もしかしたら、ここらへんの絵は、一度はどこかで見たことがあるかもしれませんね。
『Water Fall』（普通に流れていながら、なぜか高いところに上がって滝のように落ちる）
『Ascending and Descending』（頂上のない、環状の階段）
こういう絵って、何か数学的な香りを感じるんです。
絵というと普通は画家の主張が込められてるもんだとオレは思うんだけれど、なにかこぅ、エッシャーの絵には緻密な数学的計算が込められてるような、そんな香りがしてくる。
『Ascending〜』の絵なんかは、特にそう。
これって、階段が環状になるように、そして、建物の中に違和感なく階段が存在するようにうまく角度を計算して描いたのかなぁ。
sin とか cos とか tan とか駆使して描いたんだろうか。
階段から先に描いたんだろうか。
建物から先に描いたんだろうか。
なんだか、想像がふくらんでくる。
