過去とーく・2005年3月
2005年3月のできごとをつらつらと書いてます。
数少ないですが……。



W22H  新しく生まれ変わりました。

 4年半。長かった。
 とうとう機種変更をしてしまいました。
 スライド式という一風変わったヤツで、「へぇ、コレいいなぁ」と前々から思ってたヤツです。
 しかも、アンテナ突起もないので、E坂的にさらにポイント高し。
 いつもなら腰の重いE坂さんだけれど、友達の後押しもあって auショップへ足を運んでしまいました。
第三の世代 


★ 2005. 3.28. Mon. 

 今まで機種変更なんてしたことないもんで、めっちゃ時間がかかるんじゃないかとか いろいろ不安だったんだけれど、なんか 10分くらいで終わって拍子抜け。
 機体取り寄せで2〜3日待ったくらいで、ものすごい簡単に変更できるんですなぁ。

 さて。
 いざ機種変更したはいいものの、もはや化石な cdmaOne と4年半もおつき合いしたE坂さんが果たして最新の利器に対応できるんでしょか。
 やれカメラだ着うただ40和音だと、E坂さんのアタマはパンクしそうです。
 EZナビとか EZチャンネルとか、未知の世界がセキを切ったようにE坂さんに押し寄せてきてます。
 「おぉ、jpg画像も表示できるのか!」とか驚いてる最中ですが、もぅ先が思いやられそうですか(笑)

 オレの携帯アドレスを知ってる方々にお知らせ。
 電話番号は以前と変わらないけれど、携帯メールがチョット変わります。
 「@」のすぐ右の「e9.」が無くなります。@ の左側は変わらず。
 おつきあいのある方々には、後でメールでお知らせします。

 とりあえず、今はアドレス帳をつくって壁紙を設定したところ。
 誕生日テディベアをつけて、また4年半くらいのおつき合いになるのかな。


第三の enter 


★ 2005. 3.28. Mon. 
 新しく生まれ変わりました。

 ていうか、キーボードがおかしくなりました(泣)
 いやぁ、いつだったか、小腹がすいたもんでカップ麺でも食おうかと思ったんですね。
 んで、キーボードの前に置いたカップ麺にお湯をかけようとしたら、間違ってふたの方にお湯がブワシャッとかかってしまった!
 その勢いで一部のキーにまでお湯が飛んだんですね。
 んもぅ、大あわて!
 やばいやばいやばいやばい。キーが死んでまぅ。

 Myキーボードは、スペースキーの右側に commandキーというものがあるんですね。Windows で言うところの ctrlキーみたいなモノです(Mac では command+S でファイル保存ができるんです)。
 そのキーにやらかしてしまった。
 すぐさまティッシュ総動員! でも、水気を除いても やっぱりキーが反応しないんですね。
 まぁ、純粋に近い H2O だろうし、まだジュースとかじゃないから被害は少なくあってほしいなぁとか淡い期待をしつつ一日待つことに。
 次の日。

   その commandキー、なんと enterキーに化けました。

 嗚呼、期待かなわず。
 ていうか、なぜキーが化けるっ???
 enter キーと配線がつながったんですかっ?????
 テキストを開いて commandキーを押したら、勝手に改行されるんです。ブラウザで httpアドレス入力して commandキーを押したらそのサイトに飛ぶんです。
 commandキー単体を押したって、普通は反応が返ってこないのに。
 しかも、とばっちりなのか知らんが、テンキーの「*」を押しても「,」を押しても「*,」と表示されるようになってたり。キーひとタッチで2文字同時入力できるという、ステキ仕様なキーボードに変貌いたしました(笑) あああ、金額入力がチョイ不便。
 でも、それ以外で特に壊れたところもなく、さほど不便を感じてるわけでもないもんで、そのまま使っとります。
 いやぁでもよかった。Myキーボードにはスペースキーの左側にも commandキーがあるから、片方がダメならもう片方で補える。

 しかしまぁ、4年半前にも水モノでやらかしてるってぇのに(2000. 9.25. のひとりごと参照)、学習能力も何もあったもんじゃねぃですなぁ(笑)


数字のない数学 


★ 2005. 3.24. Thu. 
 なんか最近、また数学熱がぶり返してきてしまいました。
 ネット通販で数学書を3冊買ってしもぅた。
 理系大学生が読むような入門書レベルの本だけれど、コアな部分まで数学を知っているわけじゃないから入門レベルをかじっていこうかと。
 ハッキリ言って複素積分だの位相空間だのコンパクト集合だの覚えても使い道なんぞないけれど、いろんな定理を覚えようとしている自分がここにいる。

 数学にも不思議な分野があるもんで。
 “数学”なのに数値を一切省いた分野があるんです。
 位相数学、別名をトポロジーと言うんだけれど、その分野では「○も△も□もひとつの輪であって、ゴムみたいに変形させれば どれも同じ形だ!」と解釈される。
 つまり、長さや面積などといった数的な概念をスッパリ削ぎ落として図形や空間の構造のみを考える。そういう分野なんです。
 「ゴムみたいに変形」と書いたけれど、トポロジーの世界では切り貼りせずに伸び縮みさせるだけで変形できる場合は同じ形だとみなされます(折り曲げるのは可)。
 そういう意味で、トポロジーは“ゴム膜の幾何学”なんて呼び方をされることもあるようです。

 このトポロジー世界でモノを見ると、実に摩訶不思議なことが起こる。
 たとえば、「取っ手の付いたカップとドーナツは同じ形なんだ!」と言われたら信じますか??
 なんだか「バカも休み休み言え」と一蹴されてしまいそう。
 でも、ドーナツの外側の一部を巨大タンコブみたいに肥大化させ、そのタンコブの一部を凹ませて容器の形にしていけば取っ手付きカップができあがる。
 実は、この2つの物体、トポロジーの世界では同じ形なんです。切ったり貼ったりせずに変形できたのだから。
 現実世界とは違って、休み休み言ったバカが通用しちゃうことがあったりするからおもしろい。

 もうひとつ。
 お風呂のお湯の表面を勢いよくかき混ぜると、お湯のどこかに渦らしきものができますよね。
 アレ、表面をどうかき混ぜても必ずどこかに渦ができるんです。手でかき混ぜようと洗面器でかき混ぜようと必ず渦ができる。
 「なら、その渦をかき消したらどうなるの??」と疑問がわきそうだけれど、そうしたら今度は別の所に渦ができるんです。
 実に不思議。
 これは「不動点定理」という数学定理の応用なんです。先の渦で言えば、「容器の中の水をどう動かしても、水が静止している箇所(=不動点)が必ずどこかにある」ということなんです。
 もちろん、水が動いていれば不動点の位置はリアルタイムで変わるんだけれど、不動点が無くなることだけは決してない。
 これは、容器内の液体が(トポロジー的に)球や立方体と同じ形なら必ず成り立つんです。
 だから、お風呂に限らず、カップ、ボウル、洗濯槽、プールなどでも結果は皆同じ。
 さらに言うと、自分がお風呂の中に入った場合だと、渦のできないかき混ぜ方が存在します。
 実際、お湯が自分の周りを回るようにかきまぜると渦ができない。
 これは、自分の体によってお湯が(トポロジー的に)チクワを立てた形と同じになったからなんです。
 チクワは球に穴をあけたものと解釈できるけれど、穴ひとつで本質的に異なる形が簡単にできあがるというのもトポロジーのおもしろい性質のひとつです。
 たとえば、ピアス穴をあけた人とそうでない人はトポロジー的には異なる物体なんです。
 しかも、それだけでなく、あけた穴の数が違っても異なる物体になる。
 同じ人間なのに。
 トポロジー的に考えると、ピアス穴をあければあけるほど他人と異なっていくから、ある意味、ピアスだらけの人は個性的な人ということになってしまうかもしれませんね(笑)
 (頭髪の本数とか体細胞の数とか細かいことは無視してね!)

 トポロジー内のひとつに、グラフ理論なる分野もあります。
 いくつかの点が線で結ばれているという図形のことをグラフと言うんだけれど、そのグラフについていろいろ考察する分野です(2次関数のグラフや円グラフなどのようなものとはまったくの別物であることに注意!)
 グラフの一例としては、電車の路線図がありますね。
 東京のJR路線図なんかは実に複雑怪奇だけれど、アレは各駅を点に見立てて各路線ごとに線でつないでいる。まさに、グラフなんです。
 んで、このグラフ理論。実は、パズルとちょい関係がありまして。
 点が線で結ばれていてパズルっぽいモノ……といったらアレですね。
 ひと筆書きパズル。
 これに関しては、有名な話があります。
 「ケーニヒスベルグの橋」。知っている方々も多いかも。
 ドイツ領・ケーニヒスベルグ。現在ではロシア領・カリーニングラードと呼ばれる都市での話です。
 そこには4つの陸地、7本の橋の架かっている場所がある。
 そこで「とある地点から出発して7本の橋を一度ずつ渡って元の地点に戻って来れるか?」という問題です。
 これに対して、数学者オイラーが“陸地を点、橋を線”に置き換えてグラフ化し、そのグラフがひと筆書きできないことを証明して問題解決させたという。
 この問題が発端となって、一筆書きできるかどうかの判定法が数学界から生まれました。
 ひと筆書きの条件「奇数点は0個 or 2個」を知っている方々は多いと思うけれど、それはオイラーによって編み出されたものなんですね。


パネルも好きだが 
ボタンも叩かせろ 


★ 2005. 3.15. Tue. 
 行きつけのゲーセン。
 いつ行ってもポプに人がいっぱいです。
 なんだかポプ2台のうち片方のそばにホワイトボードまで置かれて、なにやら盛り上がってます。
 オレのポプやる隙間がありまへん。

 うおおおおーっ! オレにもやらせろ叩かせろ───────ッッ!!!

 今んとこ、ポップンのネット対戦は1回だけやりました。
 初戦で1位を取ったものの、1位→3位→3位で結局は3位。
 いやームズかしい! おじゃまポップくんを叩こうとして他のポップくんをボロボロ取りこぼしてりゃぁ、そりゃ3位にもなるわってなモンで。


 昨日のQMA。
 まぁ、いつものようにQMA友と一緒に賢者戦をチョロチョロやってたわけです。
 いつものごとく1回戦を落ち、いつものごとく1回戦を通り、いつものごとく答えを間違えては頭を抱えて。
吾輩はレオンである 
名前はもう無い 


★ 2005. 3. 5. Sat. 
 あのときも ごく普通に1回戦を通ったんです。
 ところが。
 ここから、驚くようなことが起きた!

 2回戦。
 1問目を普通に答えて、チョット余裕の時間。
 さて他人の解答状況でも見ようかと画面左に目をやると……、

   ???
   名前が無いのがひとり居る!

 なんだこりゃ?
 左端の猛者の中にまぎれて、名無しのレオンさんがひとり。
 本来、他プレイヤー名が置かれるハズのスペースがひとつだけ空欄だったんです。
 顔文字ネームも目立つもんだが、まるっきり空欄ってぇのもまたドえらい目立つ。
 最初は「また変わった名前をつけた人がいるもんだ」と思ったものの、よくよく考えるとカード作成してカードネームを決めるときに名無しにできるわけもなく、スペースキーなんぞあるわけもなく。
 どうやったら こんな名前つけられるんだ!?
 そう疑問に思いつつ、キャラをよく見たら頭にアンテナが立っていました。COM でした。
 まぁ、おそらく途中で誰かの回線でも切れたんでしょう。昔は回線切れ起こしたときは自分と同じ名前の“ドッペルゲンガー”さんがよく現れたもんですが、今度は“ナナシノゴンベー”さんですか。
 なんとも、急にヒョッコリ現れた“レオンさん”。それでも、まったく不具合もなく普通に2回戦は進みます。
 E坂さんは たいした解答もできずじまい。
 まぁ、落ちるついでだ。こんな“レオンさん”に出会うことなんて そうそう無いだろうから、名前の空欄でもじっくり見たろかと思ったんですね。
 ところが。
 ここから、さらに驚くようなことが起きた!!

 実際、名前は空欄でした。異様なスペースの空き具合に えも言われぬおかしさが漂う。
 しかし、もうひとつ、とあるところに目が行ったんです。
 それは、名前欄の右側。

   レオンさん、なんと修練生だった!!

 目を疑った。
 E坂さんのやってたのは、まぎれもない賢者戦なんです。
 E坂さんはランダム3をやって落ちたんです。そして、そのレオンさんも落ちたんです。
 そして、敗者欄に名を連ねたんです。
 しかし、そこには 修練生 10級 という文字が踊っていたんです。
 本来、白銀やら青銅やら賢者衆が4人並ぶハズのところ。なぜかそこに 10級が肩を並べていたんです。
 なんですかこれはっ!!
 まるでモグリとしか形容しようのない、あり得ない場違い。
 しかも、ひとまわり小さな赤い文字が さらに場違いさを引き立たせる。
 こんな あまりのあり得なさにQMA友と一緒にバカウケでした。
 いやー笑った。

 この日はQMAを数時間やったんだけれど、こんな珍奇な出来事は後にも先にもこの1回だけ。
 なんかもぅ、キツネにつままれたような感覚があります。
 いったい、何がどうなったんでしょう?
 あのレオンさん、最高だった(笑)


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管理人:E坂もるむ