過去とーく・2008年10月 2008年10月のできごとをつらつらと書いてます。 数少ないですが……。 |
いきなりですが。 次の漢字、知ってますか?
いや〜、何ですかこれ。見たことない。 せいぜい1番目の【キュウ】ぐらいです。E坂さんが見たことあるのは。点の位置が違っててビックリした覚えがある。
ページをめくるたんびに新鮮味やら違和感やら驚きやら一挙に同時に感じることができてしまう。なんとも不思議な本なのです。 E坂さんの知っている漢字はほんの少ししかなかった。 漢字検定1級・準1級を目指すんでもなければ、通常は常用漢字 1945字と人名用漢字いくつかで生活が事足ります。 当然、上記の漢字を目にする機会なんて一生に一度あるかないか。 古くは日本中、古くは古代中国で使われていたであろうたくさんの難しい漢字たちも、今となっては漢和辞典に隠れてしまうだけの存在になってしまった。 でも、裏を返せば、漢和辞典は面白漢字の宝庫とも言える。 いや〜、スゴイ漢字もあるモンです。 【ク】と【ギョク】なんて、とてもとても女性には見せられん(笑) しかも、【ギョク】に至っては意味が「チンポウ」だの「カタい」だの。タマなのに(笑) 漢字というモノはホントに面白いモンですなぁ。 でも、この本はそれだけにとどまらないのがスゴイ。 読み進めていくと、こんなモノまで目にしてしまうのです。
何だコレ!? もはや図形じゃねぇか!! 常用漢字を調べればわかるんだけれど、「○」や「◇」などの図形を含む漢字はありません。読点みたいな「ヽ」ではなく真ん丸の点「・」を含む漢字もありません。ましてや、「几」の中にフリーダイヤルなんてあり得ません(笑) だもんで、上記の漢字には違和感しか覚えない。 まぁ、一応、記号や図形っぽく見える漢字というのはいくつか存在します。「凸」とか「凹」とか「卍」とか。「弗」はドルみたいだし。さらに「已己巳己(いこみき)」というまるで記号の羅列にしか見えない不思議な四字熟語もある(ちなみに、E坂さんの好きな四字熟語です)。 でも、それらの次元をはるかに越えちゃってもぅもぅもぅ。 なんかもぅ、【チュウ】とか【セイ】とか【ホウ】とか、ヒエログリフを探せばどっかに書かれてんじゃねぇか? 【イン・オン】なんて、途中で書くのメンドくさくなったんですか(笑) いやはや、一体誰が何のためにこういう漢字をこしらえちゃったんだろう? そう思ってその漢字本を読み返してみたんです。 それによると、今から 3500年前くらいには甲骨文字(契文)というのがあって、今現在ではそれが最古の漢字として知られている。 そして、時代の変遷によって「鐘鼎文字(金文)」「籀文(ちゅうぶん)」「古文」「篆文(てんぶん)」「隷書」と書体が変化して、今から 1600年前くらいに現在の「楷書」という書体になったらしい。 楷書だと「○」や「◇」などを含む漢字はないけれど、鐘鼎文字や籀文などの古代漢字は書体がまだ象形文字っぽかったためそういうのがあった。【チュウ】や【イン・オン】なんかはそれらを楷書化させた結果としてできたようなんですね。 そんな理由も一部にはあって、こういった不思議な漢字が存在するという。 いや〜、漢字ってすげぇな。どこまで奥が深けりゃ気が済むんだ。 ついでに。 ATOK を使ってチョイと調べていたら、こんな漢字を見つけました。
意味なんてメンドくさくて調べてません。 「調べろこのバカチンが〜ッ!!」なんて怒らないでね(笑) |
数日前からQMAは検定を主にやっとります。 なんとか全部の検定をS判定にしようと躍起躍起の真っ最中。 まずは漢字検定に手をつけました。 E坂さんは理系人間でして、文系といえば漢字以外はまったくダメなんです。 でも漢字は好きだし、漢字検定は漢検協会監修だから良問を期待したいなぁと思ってた。 難問もたくさん出る中でオレはどれだけいけるんだろうとチョイ楽しみにしてた。
英世の半分。 やっぱり、好きな分野だとS判定を取るのは早いっすね。 でも、今回はそれに飽きたりません。好きな分野だけになんとか 5000点あたりまで行きたいなぁという思いが湧いてくる。 そんなわけで、ケータイを持って筐体の前でガッツリお勉強です。ていうか問題回収です。 筐体に向かって「はいチ〜ズっ!」ばっかりやってます。 いやぁ〜もぅ、ある程度プレイしていると筐体の前でうなだれてばっかり。 「諠鬧」とか「鏗錚」とか読めませーん! 「蓴羹鱸膾」って何だッ!? 知らん字ばっかりだ。 漢検協会が発行している雑誌『La漢』には各級の模擬問題が載ってるんだけど、未だに1級の問題を見るたんびに漢字が新鮮で新鮮でたまりません(泣) でも、そんなE坂さんでも今回はなんとか上位に食い込みたい。 web辞書や ATOK なんかを駆使して新鮮な漢字どもの相手をしとります。 E坂さんは基本的にQMA運が悪い人間です。 2択ははずす。コンマゼロ差で負ける。最後の1問でまくられる。こんなのはしょっちゅう。 マーフィーの法則はオレのためにある。 5000点以上を取りたいと思っても、ハッキリ言って問題運だけですべてが決まる。そう割り切っているつもりでも、○×や四択が毎回10問ぐらい来てはガックリくる自分がいる。 mixi のコミュを覗くとトップは 6000点超らしい話が出てたけど、そこまでの強運がアタシに来ないモンかと願ったりする。 とはいっても、漢字検定の手応えは十二分だ。 動物名&植物名の漢字や熟字訓がチョイと多いかなという印象があるけれど、それでも新しい発見もあって面白い。 イチゴって「苺」だけじゃなくて3文字の当て字もあるとか、「秋」ではない魚へんのカジカもあるとか。 だいぶ問題回収してしまったから、今では問題運を祈るという方向含みで検定をやっとります。 今のところ 5200点まで行けたけど、あと 300点くらいは上乗せできたらなぁ。 できれば、順位1ケタ! ……高望みしすぎかな。 |
EPSILON ★ DELTA 管理人:E坂もるむ |