過去とーく・2010年7月
2010年7月のできごとをつらつらと書いてます。
数少ないですが……。



アプリづくりに無我夢中 
知らんことばかりで五里霧中 


★ 2010. 7.29. Thu. 
 いや〜いやいやいや、ひさびさすぎる更新です。
 3ヵ月もブランクあけちゃってもぅもぅもぅ。
 というのも、ここずっと更新も疎かにするほどのことをやっておりまして。

 実は、2ヵ月ほど前、お世話になってる編集プロダクションのKさんから頼まれごとを受けたんですね。
 ナンクロなどのパズルを編集するためのソフト。それをつくってくれと頼まれた。
 もとはKさんに原稿ミスを指摘されたことから始まって、E坂さんが自作アプリを使って原稿をつくっていることをKさんに打ち明けたんですね。
 それで、Kさんが興味を持たれたらしく、新しい編集ソフトをE坂さんがつくるという運びになってしもぅた。

 Kさんの勤める編集プロダクションが使っているナンクロ編集ソフトはバージョンが古いため、最新の Mac ではもぅ使えないんです。
 今は古い Mac で動かしていて大丈夫だけれど、将来必ず訪れる MacOS のバージョンアップによって編集に支障をきたすことが免れない。そういう懸念もあったから、Kさんにとってはタイムリーだったのかもしれない。
 いや〜、オレでいいんだろうか?? Objective-C というプログラミング言語を本格的に始めてまだ半年。まさか自分以外の方々のためにつくることになろうとは!

 とは言っても、プログラムを組むのは大好きなE坂さんだ。
 俄然ヤル気が湧いてくるってぇモンだ!
 嬉々として編集ソフト作成に情熱を燃やす 37歳。
 とりあえず、まずはナンクロの編集ソフトをつくることにしました。ナンクロとナンプレはよく制作するパズルだから、まずはこの2つのソフトをつくりあげたい。
 普段はボーッとして時間を無駄に過ごすこともあるE坂さん。その時間もソフト作成に費やすことになっちゃって、なかなか充実した日々になっとります。
 ていうか、もっとオレに時間をくれ! 1日24時間じゃ足りねぇぇぇ!(笑)

 しかしまぁ、今思うと、よくソフト作成を引き受けたもんだ。
 なんせ、引き受けた当時はソフト開発のイロハをロクに知らんかった。
 プログラムにしても、図形描画やクリック処理、キー入力処理、大域変数・静的変数・マクロ、セキュリティ、etc... こういった基礎知識がまるで無い。しかも、基本となるC言語すらもまだまだ完全には理解できてないという有り様でして。
 だもんで、解説書を読んだりネットで調べたりして知識を吸収しまくってます。まるでスポンジのように。そうしていくうちに段々と理解できていって嬉しくなってくる。んで、またさらに勉強したくなる。さらに理解できて嬉しくなる。また勉強したくなる。
 いい循環ですなぁ〜。
アプリ開発中!
 勉強しまくった成果はこんな感じです。
 ここまで来るのに多少の紆余曲折はあったものの、なんとかここまで漕ぎつけた。
 とりあえずKさん方が使っている編集ソフトを越えたいとは思ってたけれど、それが多少は形にできたかなって感じ。

ナンクロ面の一部です。  ナンクロ面はこんな感じ。
 ナンクロの場合、「対応表を設けて番号⇔文字の対応を管理する」「文字の使用回数に気を配る」といったことを考えなきゃいけないから、クロスワードと比べて処理が結構複雑になってしまう。
 それをプログラムでどう表現しようか悩んでました。
 特に、黒マスなしナンクロ(ホワイトナンクロ)にも対応できるようにしなきゃいけないから、なおさら大変! 黒マスに番号を振るためのうまい方法を延々考えてた。
 一応、プログラムで表現はできたものの、「これだ!」という方法はまだ見つからず。

 しかしまぁ、よくここまで来たもんだ。
 Objective-C というプログラム言語に触れ始めた頃は「マス目なんてどうやって表現したらいいんだ?」と見当もつかないくらいだったのになぁ。
 Mac を初めて手にした頃は、自分でソフトをつくる日が来るだなんて露ほども意識しなかったし。フリーウェアでもシェアウェアでもソフトをつくれる方々が違う人種のように感じてたし。
 それが今やこんなんなっちゃってもぅもぅもぅ。
 もしかしたら、そのうちフリーウェアをバンバンつくりまくって このサイトで公開したりするようになるんだろうか?? あるいは『Vector』あたりにソフトを登録しまくるんだろうか?? (今のところ、どっちもその予定はないけれど)
 とにかく、ますますソフト開発が楽しくなってきた今日この頃です。


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管理人:E坂もるむ