1.どういう解法?
ごくごく当たり前なことですが、(9×9サイズの)ナンプレでは数字1〜9しか使えません。
ということは、それ以外の数字を使わせる事態が起こってはならない。
このことが合計枠に大きく響いてくるんです。
図1-1 の赤色枠を見てみましょう。
2マスで合計値は7。
まぁよく見る普通の合計枠ではありますね😊
でも、この枠は密かに重要な性質を持っています。
- 赤色枠には6以下の数字のみ入る。
言い換えると、7以上の数字は入れられない。
理由は簡単!
ナンプレに使える数字は1〜9だけだからです。
もし2マスの一方に7以上の数字を入れようものなら、他方には0以下の数字を入れなきゃいけなくなる。
それがダメなのは火を見るよりも明らかですね。
というわけで、赤色枠に数字7〜9は入れられなくなった。
となれば、緑色枠の後押しが活きてくる!
- 左上ブロックでは数字8が確定する。
9や8などの大きな数字にとって、小さい合計値の枠は立ち入り禁止区域となる。
2マス合計枠にはこういった使い方もあるんですね。
面白い存在です😊
大小逆のパターンもやってみましょう。
図1-3、今度の赤色枠は2マスで合計値12。
この枠も重要な性質を持っています。
- 赤色枠には3以上の数字のみ入る。
言い換えると、2以下の数字は入れられない。
これも理由は簡単!
もし2マスの一方に2以下の数字を入れてしまうと、他方は10以上の数字が必要になっちゃう。
もちろん、それはNGですね。
というわけで、今度はこういう結論に。
- 左下ブロックでは数字2が確定する。
1や2などの小さな数字にとって、大きい合計値の枠は立ち入り禁止区域となる。
図1-2 と同様、シャットアウト手法ができるんですね。
こうしてみると、2マスの合計枠は結構な手掛かりを与えてくれますね!
実際、合計値が10以外の時、立ち入り禁止の数字は必ず生じます。
これが活きることがあるから、2マス枠は案外侮れません😊
このセクションでは2マス枠に対して解説しましたが、実は、2マス専用の解法ではありません。
3マス以上の枠であっても、2マス空いている状況なら使えます。
次セクション2では、そういう例を挙げて解説しましょう!
2.実際に使ってみよう!
図2-1、問題図から少し盤面が埋まったところです。
さぁ次の手掛かりはどこだろう?
ここでは緑色枠に注目してみましょう。
- 緑色枠は3マスで合計値は20。
既に数字7が入っている。
この緑色枠、数字7を含めて合計は20です。
では、残り2マスの合計値は何でしょう?
- 緑色枠の残り合計値は 20-7=13。
2マスで合計値13である。
おっ。
ということは、枠内に入る数字は4以上に制限されましたね。
数字1〜3に解くカギが生まれた可能性があるけれど、ここでは数字1に着目してみましょうか。
実際、数字1が決まります。
- 中央上ブロックでは数字1が確定する。
図2-2、×印のマスに数字1は入らず。
中央上ブロックでは、数字1の場所は1カ所しかなくなっちゃいました。
もちろん、×印マスには数字2も3も入らなくなっています。
特に、中央上ブロックでは、数字2の可能な場所が結構少なくなっている。
このことが後に手掛かりとなるかもしれませんね。
さらに解き進んで、図2-3。
今度は、盤面右上の緑色枠に注目しましょう。
- 緑色枠は4マスで合計値は23。
既に数字6, 8が入っている。
2つの数字を含んだ緑色枠。
残り2マスの合計値は……?
- 緑色枠の残り合計値は 23-6-8=9。
2マスで合計値9である。
緑色枠内に入れられる数字は8以下。
数字9はシャットアウトされた。
枠がらみで数字9に何か手掛かりはないだろうか……?
手掛かりがあった!
- 右上ブロックでは数字9が確定する。
図2-4、×印が効いてますね!
右上ブロック、数字9の場所は1つしかなかった!
枠が3マス以上であろうとも、解き進めていけば2マスだけ空いた状態になる。
その瞬間、もしかしたら手掛かりが生まれているかもしれませんね😊
3.2つの合計枠が作用する!
今までは単独の合計枠の場合を解説しました。
今度は、複数の場合を解説しましょう。
図3-1、紫色枠の数字3から少し埋まったところです。
ここで、緑色枠を見てみましょう。
上は合計値13。
下は合計値14。
- 上の緑色枠、数字1, 2, 3はNG。
- 下の緑色枠、数字1, 2, 3, 4はNG。
両者のNG数字はちょっと異なります。
が、いくつか共通してますね!
- どちらの緑色枠も数字1, 2, 3はNGである。
3以下の数字にとって、緑色枠は両方とも立ち入り禁止区域となっているのです。
というわけで、3以下の数字について何か見つかるかな〜?
……と探したら、中央ブロックに手があった!
- 中央ブロックでは数字3が確定する。
緑色枠がダブルで大きくはたらきました😃
合計枠が複数あっても、難しいことはありません。
すごく小さな数字にとって、大きい合計値の枠は一様に立ち入り禁止区域です。
だから、枠を個別に考える必要がなくなります。
その時は一括りで考えましょう!
大きな数字のパターンもやってみましょう!
図3-3、右上付近で数字9と8が入ってからの緑色枠。
左は合計値8。
右は合計値7。
- 左の緑色枠、数字8, 9はNG。
- 右の緑色枠、数字7, 8, 9はNG。
両者に共通して「8以上の数字は入らない」と言えますね。
というわけで、数字9に着目!
- 左上ブロックでは数字9が確定する。
すごく大きな数字にとって、小さい合計値の枠は一様に立ち入り禁止区域です。
だから、この場合も枠を個別に考える必要がなくなりますね。
話は変わって。
レアかもしれないけど、こういうケースもあります。
合計枠5と15。
- 左の赤色枠、5以上の数字はNG。
- 右の赤色枠、5以下の数字はNG。
両者共通して数字5はNG。
ということで……、
- 左上ブロックでは数字5が確定する。
この方法は、2マス枠5, 15が列やブロックに並んでいる時くらいしか使い道がなさそうです。
その箇所を見つけた時に初めて意識してみてください。
更新履歴
- 2025. 3.24.
- 新規公開。