女 「買い物袋は‥‥無事ね。」 をひをひぃ、ぶつかっといて第一声がそれかよ‥‥。 ここは一発ガツンといってやらねばな。 天城小次郎 「あのなぁ、ぶつかっといて買い物袋の心配かよ。当たられた俺様はどうなんだ?」 女がふりかえる。 女 「ああ、すいません。ちょっと急いでいたもの‥‥あれ?」 天城小次郎 「‥‥お前、たしかどっかで見た事が。」 そうか、確か法条の後輩の桐野杏子(きりのきょうこ)‥‥だったかな。 それなら‥‥。 天城小次郎 「ああそうだーっ、確か指名手配の‥‥。」 桐野杏子 「ちょっ‥‥天城さん。 こんな時にそんな事言わないで下さい!!!」 すごい剣幕で怒る桐野。 ここらへんは法条譲(ゆず)りの何かを感じるな、うん。 ‥‥まてよ、今 『こんな時』 と言ったな? また何かに首を突っ込んだのか? 天城小次郎 「!?」 この桐野が護衛している小僧‥‥多分護衛だろうが、似ているな。 先の事件で俺が護衛していた娘に‥‥。 天城小次郎 「そうか誰に追われているのかは知らないが、まあこっちだ。」 仕方ない、俺も首を突っ込むしかないか‥‥。 |
あとがき ‥‥死ぬ(かもしれない)前にアップしときます。 後書きとして成立しませんよね‥‥これ。 注:風邪気味 |
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