1999/10/23 公開
担当:カルネアデス

ADAM の続き (仮名)

天城小次郎 #05


女 「買い物袋は‥‥無事ね。」

をひをひぃ、ぶつかっといて第一声がそれかよ‥‥。
ここは一発ガツンといってやらねばな。

天城小次郎 「あのなぁ、ぶつかっといて買い物袋の心配かよ。当たられた俺様はどうなんだ?」

女がふりかえる。

女 「ああ、すいません。ちょっと急いでいたもの‥‥あれ?」

天城小次郎 「‥‥お前、たしかどっかで見た事が。」

そうか、確か法条の後輩の桐野杏子(きりのきょうこ)‥‥だったかな。 それなら‥‥。

天城小次郎 「ああそうだーっ、確か指名手配の‥‥。」

桐野杏子 「ちょっ‥‥天城さん。 こんな時にそんな事言わないで下さい!!!」

すごい剣幕で怒る桐野。
ここらへんは法条譲(ゆず)りの何かを感じるな、うん。
‥‥まてよ、今 『こんな時』 と言ったな? また何かに首を突っ込んだのか?

天城小次郎 「!?」

この桐野が護衛している小僧‥‥多分護衛だろうが、似ているな。
先の事件で俺が護衛していた娘に‥‥。

天城小次郎 「そうか誰に追われているのかは知らないが、まあこっちだ。」

仕方ない、俺も首を突っ込むしかないか‥‥。

to be continued ...


あとがき

‥‥死ぬ(かもしれない)前にアップしときます。
後書きとして成立しませんよね‥‥これ。

注:風邪気味


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