地上に出てからこっち、私たちはがむしゃらに走ったわ。 荷物も半分男の子に持ってもらってるし。 少年 「ちょっと、荷物多すぎない?」 桐野杏子 「我慢してよ‥‥もう追ってこないかしら?」 よく考えたら私も今となっては、警察関係者じゃなかったわ。 あそこは警察権が無いから‥‥ 少年 「ちょっと。」 後はまりな先輩と連絡を取ってごまかしたらいいわ、どうせ連絡とるつもりだったから。 あの男のおかげで助かっちゃったわ、交番に飛び込んだら私の方が‥‥ 少年 「ちょっと、前前々ぇーーー!!」 桐野杏子 「なに‥‥きゃぁ!!」 男 「うぉぉ!?」 あっちゃー、またやっちゃった、 ああーーー、買い物袋大丈夫かしら? 中身をぶちまけてたら拾うのに時間かかっちゃって、あの男に追いつかれちゃう! 桐野杏子 「買い物袋は‥‥無事ね。」 ほっと一息つこうとした瞬間、 男 「あのなぁ、ぶつかっといて買い物袋の心配かよ。当たられた俺様はどうなんだ?」 あ、忘れてたわ、ぶつかった人の事を‥‥ 桐野杏子 「ああ、すいません。ちょっと急いでいたもの‥‥あれ?」 男 「‥‥お前、たしかどっかで見た事が。」 そこにはまりな先輩の話の肴(さかな)に使われる(?)、 天城小次郎(あまぎこじろう)さんの姿があった。 |
あとがき どもです、とりあえず上げることにしました。 普通こんなに早く視点が重なり合わないんでしょうけどね(冷汗) えっと、杏子は寿退社(?)したので内調に席ないんですけど、#03 で警察関係者と書いてて‥‥ 『杏子はまだ警察関係者にしてるんですか?』とメールにて突っ込みいただきましたので。 まあただの勘違いだったわけですけど、あそこの機関警察権なかったので使おうかなと‥‥。 ホントはただの嘘だったんですけどねぇ。 警察関係者(だった)とかね。 このメールのおかげでいい設定が増えました、ありがとうございました m(_ _)m これで話が進みます(マジで) |
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