「あっちぃなぁ‥‥」
額から噴出す雫を腕ですくい、地面に向かって振り下ろす。
地面に落ちた汗は一瞬にして消えうせた。
これが砂漠の脅威か‥‥確かに凄い世界だ。 ‥‥これはそろそろヤバイかもな。 ぐいっ‥‥。 「おっと‥‥」
不意に後ろ側に引っ張られた。女がオレの手を掴んで放さない。
女は「はぁはぁ」と息を上げている。 ここは強がって見せるか。 「‥‥ったく、しっかりしろよ」 「‥‥ごめん」 「まぁいいけど、オレもそろそろ駄目っぽいし」 「‥‥うん」 「あと、100歩は頑張ろう」 「‥‥うん」
肩を貸すのは正直ゴメンだ。理性が吹っ飛ぶだろう。
やっぱり熱さには勝てないような気がするし。 |
あとがき こんにちは。カルネアデスです。
なんか後書きも書くことなくなってきたような‥‥ (^^;
楽しくなりそうな反面、想定外の展開になりそうで‥‥ |
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