2002/02/02 公開
担当:カルネアデス

EからAへの物語

#08 「拷問」


 何も見えんな、やっぱりここは一発拷問かな。
外国籍の人間に与えるものと言えばそんなもんだろう。

 どいつもこいつも‥‥って、俺はどうだったんだろう。
人の事は言えん口だな‥‥ふ。



 ご丁寧に猿轡(さるぐつわ)だ、目隠しだ。だから何も解らんな。
て言うかはじめに質問は無しかよ、おい!

「郷に入っては郷に従えだ、それぐらいは知っているだろう」

「‥‥‥‥(うっさいなぁ)」

「英語には英語で答えるべきだったな」

「‥‥‥‥(わかったらからこれ外せよ!)」

「質問に答えなかったやつはいきなり拷問、それがここでの流儀だ」

「‥‥‥‥(無茶言うなよな)」

「それが外れた瞬間、全てを言う準備をしておく事ね」

 待望の質問はあった事のにはあったがこの状況じゃ声が出んぞ。
くそったれが!

「そうね、やっぱりはじめはお約束商品よね」

 『ぴしぃぃぃ!!』‥‥と、皮が突っ張った音がする。鞭だな。
最近なまっているからなぁ、どこまで俺の身体もつのやら‥‥トホホ。

 まぁ今ので二人居る事は解った、状況に変化がない限り何ともならんが
なった時の為に仕入れておくべき事ではあるぞ。

「おーほっほっほっほっ‥‥」

 ‥‥何なんだよ、のりのりぢゃぁねぇか。こいつら。

「日本人なら解るだろう、女王様とおよびぃぃぃ!!」

 ‥‥くぅぅぅ、解ってたまるか‥‥ボケ‥‥。


to be continued ...


あとがき

 元々、今回の後書きは無しにするつもりだったんですけど、
某M氏が新作公開しちゃったので‥‥まぁ何か書いておかないと
駄目なのかなと思いました。あおりましたから(笑)

 ‥‥と言ってもこれだけですね。特に語る事は無いような気がします。
公開してから出てくるって言うのが関の山でしょうけど。それでは。


感想等々は掲示板かメールまでお願いします。
感想やご意見は書き手の力の源です!


-

戻る