天城小次郎「さて、これからどうするかな‥‥。」 小僧「どうしよっか。」 天城小次郎「どうすっかなぁ‥‥。」 ‥‥にしてもこの小僧、ただ者じゃないだろうな。 何といっても、両親が目の前で死んでこの様子だ。 俺様の時は腸(はらわた)煮えくり返るっつうか、なんというか‥‥。 冷静すぎるな‥‥ここは一発泣かしておいた方が良いか? ‥‥って何考えてるんだ、俺は。 小僧「またあの人だね。」 天城小次郎「あん? ああ、そうだな。」 あの男がこちらに居るということは桐野の方は二人になったということだろうな。 桐野のお手並み拝見と行こうか、ま、ここに小僧を保護させる以外、道はなさそうだが‥‥。 小僧「さっきの女の人と知り合い?」 天城小次郎「‥‥‥‥。」 小僧「‥‥‥‥。」 お、まださっきのジュースが空になってないぞ。一気に飲み干す! 小僧「‥‥恋人?」 天城小次郎「!?」 ぶばぁ‥‥!! 小僧「ああ、図星?」 天城小次郎「ごほごほ‥‥。」 くそ、なんていう日だ‥‥ジャケットが汚れてしまったぞ。 天城小次郎「いや‥‥断じて違う!」 小僧「またまた、嘘いっちゃって。」 天城小次郎「くそ、今日はなんていう日だ‥‥桐野に関わると、 ろくな事が無いんじゃないのか?」 小僧「話をすりかえないでよ。」 『ぎゃあああああああああ』 天城小次郎「!? なんだ?」 小僧「すごい悲鳴‥‥。」 天城小次郎「男の声だな‥‥?」 小僧「みたいだね。」 天城小次郎「‥‥‥‥。」 小僧「‥‥‥‥。」 天城小次郎「まあ、どうせ氷室にいらん事でも言ったんだろう。」 んん、この部屋は‥‥。 小僧「どうかした‥‥? あ、射撃訓練所?」 と言った瞬間、小僧が部屋に入る。 天城小次郎「‥‥まあ良いか。」 小僧は拳銃を物色している、勝手にさせておこう。 俺様にはやることがあるんでな‥‥やるのを忘れていたんだがな。 かちゃり‥‥。 ジャケットの左懐‥‥丁度心臓がある方から、グロック22を抜く。 こいつとも長い付き合いだな‥‥じゃあ行くか。 ばああああん。 よし、的には当たる、思ったほど照準は狂ってないようだ。 |
あとがき こんにちはカルネアデスです、えーっと本編の方は3ヶ月ぶりですね。 取り合えず山場直前まで‥‥ここまでしか公開できないというのが本音ですが(苦笑) なんか小次郎こんなんだったかなというのが‥‥。 今回も大幅に書き直す可能性大です、次回以降はもっと書き直すかも知れませんが(汗) 大まかながら細かいところまで設定が出来ました、昨日適当に書き出しただけですが‥‥ (^^; とりあえず書いておいたら忘れることはないかなと‥‥。 えー、次回は山場です。全体的に見たら早いすぎるかもしれませんが‥‥。 |
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